高等学校外国語科

高等学校外国語科 担当者からの情報

高等学校外国語科(英語)新学習指導要領について

◎新学習指導要領(平成30年告示)高等学校 外国語科(英語) に関するお知らせ
 
 文部科学省のウェブサイトに,【外国語編 英語編】高等学校学習指導要領(平成30年告示)解説及び付録について掲載されています。

 こちらからダウンロードできますのでご活用ください。

 →こちらをクリックしてください。
   【外国語編 英語編】高等学校学習指導要領(平成30年告示)解説 (PDF:4.2MB)
   (付録8)「外国語活動・外国語の目標」の学校段階別一覧表 (PDF:737KB)
   (付録9)「外国語の言語材料」の学校段階別一覧表 (PDF:718KB)
   (付録10)「外国語活動・外国語の言語活動の例」学校段階別一覧表 (PDF:730KB)
   (付録11)高等学校「外国語の目標」の科目段階別一覧表 (PDF:743KB)
   (付録12)高等学校「外国語の言語活動の例」の科目段階別一覧表 (PDF:750KB)

 

◎現行学習指導要領に関して、現在、本県で使用している学習指導案の様式及び書き方については こちらからダウンロードできます。

     英語 指導案 様式(H28改定 高等学校).jtd   
     英語 指導案 書き方(H28改定 高等学校).jtd
 

◎高等学校 外国語科(英語) に関する質問や教材に関する御相談に応じます。

 支援内容(例)

  • 外国語科(英語)の授業内容全般に関するアドバイス
  • 指導案の書き方  
    過去の指導案はカリキュラムサポートセンターで閲覧できます。

英語教育セミナーin徳島2019

英語教育セミナーin徳島2019

 2013年から、より良い英語の授業づくりを目指し、毎年2学期の後半の土曜日に英語セミナーを実施しています。
本年度は小中高の教員を対象に、即興型英語ディベートについて研修をしました。

 11月30日(土) 場所:徳島県立総合教育センター

 「自分の考えや気持ちなどを伝え合うことから 即興型英語ディベートまで」
   講師:一般社団法人パーラメンタリーディベート人財育成協会 代表理事  中川 智皓 先生
                                推進委員長 大賀 隆次 先生

  •  即興でやり取りできる力の育成を目指し,小中高の教員が混合のグループになり、実際に即興型英語ディベートを体験しながら、指導内容について学びました。
     児童生徒の発信力の育成において,ディベートが効果的であることを共通理解することができ,大変有意義な研修となりました。

令和元年度「生徒の発信力強化のための英語指導力向上事業」

令和元年度「生徒の発信力強化のための英語指導力向上事業」に係る研修協力校(池田高等学校)研修

第1回研修会 8月26日(月)公開研修 場所:池田高等学校

 本年度,生徒の発信力強化のための指導と評価の改善に係る授業及び研修等を進めるにあたり,小・中・高の連携モデルとして研修協力校(池田小学校,池田中学校,池田高等学校)を指定し,英語指導力向上を目指した研修を実施しております。
 研修当日は,講師として神奈川大学外国語学部 教授 久保野 雅史 先生にお越しいただき,「4技能を統合的に強化する日々の授業と評価について」と題して,講義・演習をしていただきました。
より良い接続を目指して小中高の先生方が共に学ぶ、新しい研修の形となりました。

 

第4回研修会 12月2日(月)公開研究授業及び講演 場所:池田高等学校

  • 公開授業 第5限目(13:00~13:50)
         教科:コミュニケーション英語Ⅱ      授業者:辻岡 みどり 教諭
  • 授業研究会及び講演(14:05~15:50)
  • 講師:文教大学 国際学部 教授 阿野 幸一     
         「小中高の連携で伸ばす生徒の英語力~小学校・中学校・高等学校の役割を考える~」

 阿野先生からは、研究授業について、教科書の題材をもとに自分の意見や考えを伝え合い、内容の理解を深める良い授業であったと高い評価をいただきました。
 また、講義では、校種は違っても、小中高と同じ言語材料をつないで深めてくことが大切である、英語の学習段階に「切れ目」はない、とお教えくださり、小中高の教員が共に連携について学ぶ有意義な研修となりました。

令和元年度外国語指導助手の指導力等向上研修

令和元年度のJETプログラムによる徳島県の外国語指導助手100名が、4日間の指導力等向上研修を行いました。

  • 第1日目 9月20日(金) 場所:徳島県立総合教育センター
     午前は、徳島県国際交流員による徳島での生活全般についてのサポートや指導主事による学習指導要領や国の施策に関するプレゼンテーション,AJET やTeamwork Tokushima 教材作成委員会からのプレゼンテーション
       午後は、グループⅠ・Ⅱに分かれ研修    
    • グループⅠ:同日開催の小中教員及びALTの連携を目指した「つながろう!小中ALT コラボレーション研修」と一部兼ね、合同で授業案づくり,模擬授業発表及び討議を行いました。
    • グループⅡ:鳴門教育大学 准教授 スザーン 鎌田先生による「Using Native-Written Materials in Class」の講義

  •  最後は、小中教員とALTの全体で代表による模擬授業の発表を参観し、琉球大学教授 大城先生と四国大学准教授 マーク・フェネリー先生より助言をいただきました。

  • 第2日目 10月 4日(金) 場所:徳島県立総合教育センター
     午前は、 自治体国際化協会の講師による講義や授業研究
     午後は、グループⅠ・Ⅱに分かれ研修
    • グループⅠ:徳島大学 講師 カイザー メイガン レネー先生による「Evaluating Student Output」の講義
    • グループⅡ:同日開催の小中教員及びALTの連携を目指した「つながろう!小中ALT コラボレーション研修」と一部兼ね、合同で授業案づくり,模擬授業発表及び討議を行い、文部科学省視学官 直山先生と四国大学准教授 マーク・フェネリー先生より助言をいただきました。

  • 第3日目 10月 25日(金) 場所:徳島北高校
     今年度はALT100名が18グループに分かれてそれぞれに準備した授業プランにより,生徒たちとコミュニケーションゲームやプレゼンテーション、ディベートなどの授業を楽しみました。
     また、ALTの多くがハロウィンの仮装をして集まり異文化に親しむ機会となりました。

  • 第4日目 1月 21日(火) 場所:徳島県立総合教育センター
     中学校・高等学校の英語科教員70名も出席し,午前中は順天堂大学 准教授 小泉 利恵先生による「Evaluating Student Performance」の基調講演、午後は中高のALT2名によるプレゼンテーション,
     その後は、それぞれの校種で、JTEとALTの小グループに分かれて「Effective Team-teaching」についてグループディスカッション及び全体発表を行いました。JTEとALTのどちらからも互いの考えがわかり理解が深まったと好評でした。

令和元年度「指導力のブラッシュアップ!中高英語発信力育成研修」

 外部専門機関等と連携し,学習指導要領において重視されている,生徒の発信力を育成するためのより良い言語活動に関する新講座を開催しました。
 また、開校式は中高教員合同で行い中高連携の機会を設けました。各講座受講後は,校内研修会において受講内容の伝達及び授業改善への取組について検討を行っていただきました。

第1回 令和元年7月22日(月)
 内容:「ディベートなどの演習を取り入れた発信力の育成」についての講義と演習 
 講師: 高校 立教大学 松本 茂 教授
     中学 四国大学 マーク・フェネリー 准教授

第2回 令和元年12月26日(木)
 内容:「パフォーマンステストと評価方法」についての講義と演習
 講師: 高校 順天堂大学 小泉 利恵 准教授
     中学 岐阜大学 巽 徹 教授

鉛筆受講者の感想

 第1回

  • ディベートは難しいと考えていたが,要約やパラフレーズからスタートすることにより,段階的に力をつけることができるとわかった。
  • 非常にわかりやすく,どのレベルの生徒にも応用できる実践例を提示してもらえた。早速,夏の中学生体験入学や補習授業等から実践したい。
  • 日本語を介さずに英文エッセイを生徒に理解させる効果的な方法がわかった。
  • ディベート演習は緊張したが,様々な意見を聞くことができた。実践することにより,生徒の立場になって考えることができ指導のイメージがつかめた。

 第2回

  • ルーブリックの設定については、目標やタスクを反映させること、正確さを問うのではなく内容がどの程度伝わったかを重視することが大切だとわかった。
  • 実際のパフォーマンステストの映像をもとに,ルーブリックを用いた評価の模擬演習を行うことができ、パフォーマンステストを運営するための準備につながった。
  • テスト結果の返却の仕方やScore Reportなど,より良いフィードバックの重要性を学んだ。
  • 測りたい力や指導内容との一致等により、タスク形式(発表型、やり取り型 [ ペア型・グループ型、面接型 ] など)から、効果的なものを考えることが必要であるとわかった。
  • 「逆向き設計」:身に付けさせたい力 > 評価計画 > 授業計画 をもとに校内で話し合い、効果的なパフォーマンステストの準備をしたい。