高等学校地理歴史科

高等学校地理歴史科 担当者からの情報

高等学校地理歴史科 学習指導案例について

 平成30年3月に告示された高等学校学習指導要領が、令和4年度から年次進行で実施されています。新しい学習指導要領では、各教科等の目標及び内容が育成を目指す資質・能力の三つの柱に沿って再整理され、各教科等でどのような資質・能力を目指すのかが明確化されています。

 国立教育政策研究所からは、令和3年8月に「『指導と評価の一体化』のための学習評価に関する参考資料」が発表されました。この資料では、学習評価の基本的な考え方や、評価規準の作成及び評価の実施等についての解説、単元や題材に基づく学習評価についての事例が紹介されています。

 この資料を参考に作成しました学習指導案例を掲載いたします。先生方が指導計画・単元構想を行う際に御活用いただけたら幸いです。

 なお、これらはあくまで例示であり、より重点化したり、より端的に記述したりすることも考えられますので、各校の教育目標やカリキュラムを踏まえた学習指導案を作成してください。

 

次から指導案例をダウンロードいただけます。

 

新課程版 学習指導案 様式例.docx

新課程版 学習指導案 様式例.jtd

新課程版 学習指導案 地理 記入例入り(改訂版).docx

 

「指導と評価の一体化」のための学習評価に関する参考資料 高等学校地理歴史科 はこちら

(上記PDFへのリンクを貼っています。ページ数が多いため、ダウンロードに少し時間がかかります。)

新課程の情報提供等(高等学校地理歴史科)について

・国立教育政策研究所ウエブサイトに,「学習評価の在り方ハンドブック」が掲載されています。

→詳しくはこちらをクリックしてください。

https://www.nier.go.jp/kaihatsu/shidousiryou.html

 

・文部科学省のウエブサイト・・・新課程(平成30年告示)【地理歴史編】高等学校学習指導要領解説

→詳しくはこちらをクリックしてください。

https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/new-cs/1407074.htm

大学研究機関等研修地歴科講座開設について

これまで,総合教育センターにて行われてきた「高等学校地理歴史科研修講座」ですが,令和3年度から大学・研究機関等研修地歴科講座として行われることになりました。講座名は「見方・考え方を働かせた社会科・地理歴史科の授業づくり」です。講座の概要は以下の通りとなっています。

1 目 的

 見方・考え方を働かせた授業づくりを通して,社会科・地理歴史科の教科授業の指導力の向上を図る。
  【関連する「とくしま教員育成指標」の資質・能力の項目】
   ・素養「D 識見・学び続ける力」
   ・授業力「B 授業構想力」「C 授業実践力」「D 授業省察力・改善力」

2 主 催
  鳴門教育大学,徳島県教育委員会
3 期 日
  令和3年7月30日(金)
4 会 場
  鳴門教育大学 (小) 地域連携センター(2階 教授スキル室)
         (中等)人文棟(6階 A3会議室)
5 対象者
 (1) 職種 教職員
 (2) 校種 小・中・高・特
 (3) 定員 20名
6 内 容
 (1) 学習指導要領改訂の方向性と社会的な見方・考え方についての講義
 (2) 見方・考え方を働かせた授業についての実習
 (3) 授業構想についての協議
 ※免許状更新講習の内容と一部重複します。
7 講 師 
  鳴門教育大学 言語・社会系教科実践高度化コース 社会科教育実践分野 
  准教授 井上 奈穂(小)
  准教授 伊藤 直之(中等)
8 日 程
  9:30~ 9:50 受付((小)地域連携センター2階 教授スキル室,(中等)人文棟6階 A3会議室)
  9:50~10:00 開会,諸連絡
 10:00~12:00 講義「学習指導要領改訂の方向性と社会的な見方・考え方」
             内容 社会的な見方・考え方についての講義を聴講する。
 12:00~13:00 昼食 
 13:00~14:30 実習「社会科・地理歴史科の授業構想」
             内容 見方・考え方を働かせた授業を構想する。
 14:40~15:50 協議「見方・考え方をいかに働かせるか」
             内容 授業構想について,グループに分かれて協議し発表する。               
 15:50~16:00 諸連絡,閉会
9 準備物
     ・学習指導要領解説や教科書があれば持参してください。
  ・筆記用具等(署名ができるボールペン等を準備してください。)   

  本研修講座は,ミドルリーダー研修Ⅰ受講者が選択する研修講座として可能な研修講座です。

6月2日時点で定員には余裕がありますので,研修講座申し込みシステムにて受講申し込みをぜひお願いします。

高等学校地理歴史科研修講座を行いました

  • 希望研修講座
     令和元年8月20日(火)「高等学校地理歴史科研修講座」が行われました。内容としては鳴門教育大学の梅津 正美教授による『見方・考え方を働かせた歴史授業づくり』~ 新学習指導要領を踏まえた地理歴史科「歴史総合」の実践課題~と題した講義及び,授業検討と担当指導主事らによる「単元構想と評価」等についての講義・演習・協議を行いました。梅津教授からは新学習指導要領の読み解きや歴史総合の授業についてご講義いただくとともに,実際の指導案を用いた授業モデルをご提示いただくなど,大変有意義な研修となりました。担当指導主事との協議では,定期考査問題や新テスト試行調査問題を持ち寄り,思考力・判断力を問う作問についての考察を行ったり,「指導と評価の一体化」,カリキュラムマネジメントの実施状況などについて情報交換を行いました。指導主事を含めて4名という少人数ではありましたが,活発な意見交換や質疑応答が行われ,意義深い時間となりました。参加者からは,「世界史・日本史・地理・公民の教員が揃った中で深い話ができてよかった。」,「歴史総合に対するモチベーションおよび危機感が高まった。」などの感想が寄せられました。来年度はより多くの先生方に参加していただけるよう広報していきたいと思います。


高等学校地理歴史科の授業に役立つ情報です。

  • 希望研修講座
     平成27年8月3日(月)の「高等学校地理歴史科研修講座」では,鳴門教育大学 梅津教授による「諸資料を活用した生徒の思考力を伸長する歴史の授業づくり」と題した講義及び授業検討と担当指導主事による「単元構想と評価」等についての講義・演習を実施しました。梅津教授からは,思考を喚起する発問の重要性,特に複文型の「なぜ」発問(「~なのに,~なのはなぜか」)の活用に対する指摘等がなされ,担当指導主事との演習では,各学校から考査問題を持ち寄り,思考の深化を評価する作問について全員で協議を行いました。4名と少人数の参加でしたが,質疑等,活発に行われ,有意義な研修となりました。

  • 学習指導要領に関するお知らせ
    • 平成26年1月28日付け25文科初1159号「「中学校学習指導要領解説」及び「高等学校学習指導要領解説」の一部改訂について」が発出され,(1)領土に関する教育の充実について(2)自然災害における関係機関の役割等に関する教育の充実について,改訂がなされています。詳しい内容は各学校への通知文(平成26年2月6日付け教学課第1916号),文部科学省のHP等で御確認ください。
       http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/new-cs/youryou/1351334.htm
    • 地理A,地理Bともに学習指導要領解説の【内容とその取扱い】において,「地図や統計などの地理情報の収集・分析には,情報通信ネットワークや地理情報システムなどの活用を工夫すること。」とされております。国土交通省のウェブサイトに各学校の実践事例や地理情報システム(GIS)活用のためのソフトが紹介されていますので,参考にしてください。
       http://www.mlit.go.jp/kokudoseisaku/kokudoseisaku_tk1_000044.html
      小・中・高等学校教員向け 地理情報システム(GIS)研修プログラムについて
      (国土交通省国土政策局国土情報課)
    • 国立教育政策研究所のウェブサイトに,「評価規準の作成,評価方法等の工夫改善のための参考資料」(平成24年3月)が,掲載されています。
       →詳しくはこちらをクリックしてください。
        http://www.nier.go.jp/kaihatsu/hyouka/kou/02_kou_tirirekishi.pdf
    • 文部科学省のウェブサイトに,「言語活動の充実に関する指導事例集~思考力,判断力,表現力等の育成に向けて~【高等学校版】(平成24年6月)が,掲載されています。
       →詳しくはこちらをクリックしてください。
        http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/new-cs/gengo/1322425.htm(地理歴史科に関するページ)
        http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/new-cs/gengo/1322283.htm(全体に関するページ)

  • 優れた学習指導案の例があります。御活用ください。

  • 【募集】世界史・日本史・地理に関するコンテンツを募集しています。特に,主題を設定して行う学習の実践例,言語活動を図る学習の実践例,「関心・意欲・態度」「思考・判断・表現」「資料活用の技能」に関する評価例(ペーパーテストやワークシート等)があればお寄せください。
高等学校地理歴史科

高等学校地理歴史科 支援

支援スタッフ
学校経営支援課 西岡 昌子 (088-672-6418)