2018年3月の記事一覧
平成29年度の活動
平成29年度の活動
【外部専門機関と連携した英語指導力向上事業 研修協力校研修】
平成29度の高等学校の協力校を徳島県立富岡東高等学校にお願いしました。
「生徒の発話量・活動量を増やし、4技能を統合的に伸ばすための授業改善」をテーマに研修に取り組みました。
- 公開研修(7/31)
県内各地域から30名ほどの先生方が参加してくださり、講師の岐阜大学教授 巽 徹先生が「アクティブ・ラーニングを位置付けた英語科の授業作り」について講義をしてくださいました。 - 公開研究授業及び授業研究会(11/13)
研究授業は富岡東高等学校の田中 侑二先生がコミュニケーション英語Ⅰの授業をしてくださり、関西外国語大学教授 伊東 治己先生により指導助言をしていただきました。
中高の滑らかな接続についての研究を進めるとともに,4技能を統合的に伸ばすための望ましいAll Englishによる授業の在り方を探る有意義な研究会となりました。
【英語中核教員研修A】
- 過去9年間の「小中高英語教育連携講座」「小中高英語教育実践講座」「小中高英語パワーアップ講座」の成果を引き継ぎ,授業力・英語力向上という課題解決を図るため,平成29年度より2年間実施する研修講座です。
- 受講者 小学校:254名 中高:各郡市や各校から推薦された80名の英語担当教員
- 講座概要
- 研修日程 小:7/26 8/2-22 12/28 中高:8/1 8/10 8/21
- 中高の第1日目は 中高連携の機会として、 文部科学省視学官による講義を合同で受講し、 その後はそれぞれの校種に分かれ、英語教育推進リーダーによる伝達講習を実施しました。
カスケード方式により中核となる英語担当教員の授業力・英語力向上を図りました。 - 事後課題Ⅰとして校内研修報告書を、 事後課題 Ⅱとして研究授業報告書及び学習指導案の提出をしていただき、研修内容を各校の先生方へ普及してもらいました。
【英語中核教員研修B】
中高英語担当教員の英語資格取得を目指し、TOEIC公式問題集を活用した講義・演習を実施し、県費によるe-ラーニング登録による自学環境整備と併せて自己研修プログラムの作成支援等のサポートを行いました。
【英語教育セミナーin徳島2017】 平成29年12月2日
「インクルーシブ教育の視点から英語教育を考える ~文字指導における支援~」
セミナー概要 :
- 小学校英語教育推進リーダーによる伝達講習「初期段階の読み書き1・2」
- 講師による講義・演習「英語教育における特別支援の視点からの支援」
講 師 : 神戸山手短期大学准教授 村上 加代子 先生
今年度は全校種を対象とし希望者を募ったが、年末の休日(土曜日)の午後にも関わらず、定員50名のところ49名の申し込みがありました。
今後も先生方からニーズの多いこのような課題に取り組む機会を設けていきたいと思います。
【外国語指導助手の指導力等向上研修】
- JETプログラムで県内に配置されている全ALT85名が受講し、中学校・高等学校の日本人の英語担当教員(JTE)69名が1日間参加しました。
- 4日間の研修を実施し、県内外の大学教授等を招いたり現地研修を行ったりして、外国語指導助手としての心構えや実践に役立つノウハウを提供しました(9/29、 10/30、 1/23-24)。
- 講師
広島大学教授 築道 和明 先生
奈良教育大学講師 ピーター・ファーガソン 先生
文教大学准教授 スティーブ 福田先生 - 研修概要
- 4日間の研修とし、うち1日間は徳島北高等学校で現地研修を行い、第1回目の研修(9/29)で作成した授業案をもとに授業を実施し、スキルの向上を図りました(10/30)。
また、残り3日間は講義やワークショップを実施し、そのうち1日間はJTEとの合同研修で講義の中にJTEとのペア・ワークを取り入れる等、連携について学ぶとともに、JTEの英語力向上の場としました(1/24)。 - 複数年の勤務経験があるALTの実践発表を行い、JTEとのティーム・ティーチングのノウハウを共有しました(1/23)。
- 高等学校での現地研修のために、研修事前打合会を開催し、代表メンバーが指導案と教材作成を行いました(10/11)。
- 教材開発委員会を開催し、メンバーのALTが自作教材を持ち寄り、教材冊子「Teamwork Tokushima」を編集し研修で配布しました(6/23、1/15)。
- 4日間の研修とし、うち1日間は徳島北高等学校で現地研修を行い、第1回目の研修(9/29)で作成した授業案をもとに授業を実施し、スキルの向上を図りました(10/30)。
【授業改善のための土曜セミナー】
平成29年7月8日
「CAN-DOリスト」を活用して「英語を学ぶ」から「英語で学ぶ」指導方法へ!」 をテーマに、言語を用いて何ができるようになるか、授業と評価の一体化について勉強しました。