高等学校芸術科(美術・工芸)

高等学校芸術科(美術・工芸) 担当者からの情報

高等学校芸術科(美術・工芸) 学習指導案例について

 平成30年3月に告示された高等学校学習指導要領が、令和4年度から年次進行で実施となっています。新しい学習指導要領では、各教科等の目標及び内容が育成を目指す資質・能力の三つの柱に沿って再整理され、各教科等でどのような資質・能力を目指すのかが明確化されています。
 国立教育政策研究所からは、令和3年8月に「『指導と評価の一体化』のための学習評価に関する参考資料」が発表されました。この資料では、学習評価の基本的な考え方や、評価規準の作成及び評価の実施等についての解説、単元や題材に基づく学習評価についての事例が紹介されています。
 この資料を参考に作成しました学習指導案例を掲載いたします。
 先生方が授業設計・単元設計を行う際に御活用いただけたら幸いです。
 なお、これらはあくまで例示であり、より重点化したり、より端的に記載したりすることも考えられますので、ぜひ各校でよりよい学習指導案を作成してください。

次から指導案例をダウンロードいただけます。

高等学校指導案書式.jtd[一太郎ファイル]

高等学校指導案書式.doc[Wordファイル]

高等学校芸術科(美術・工芸)

高等学校芸術科(美術・工芸) 担当者からの情報

高等学校芸術科(美術・工芸)の授業に役立つ情報です。

  • 芸術科(美術・工芸)の文部科学省初等中等教育局教育課程課主催の研究協議会資料や近年の他地域の研究会資料(指導案・実践事例)を提供します。

高等学校 芸術科(美術・工芸) に関する質問や依頼,教材に関する御相談などに応じます。


 支援内容(例)

  • 芸術科(美術・工芸)の授業に関すること
  • 芸術科(美術・工芸)の教材・指導方法に関すること
高等学校芸術科(美術・工芸)

高等学校芸術科(美術・工芸) 支援

高等学校美術・工芸に関する質問や教材に関する御相談などに応じます。

[研修講座について]

  • 図画工作・美術実技講座~野外彫刻の魅力を知ろう~(全2回)
    1 期 日:平成27年 8月6日(木),7日(金)の2日間
    2 会 場:鳴門教育大学 芸術棟(彫塑実習室 D106)
    3 対象者
     (1) 職種 教諭等
     (2) 校種 幼・小・中・高・特(免許外可)
     (3) 定員 20名
      ※中学校で美術科を免許外で担当している方は,積極的に受講してください。
        実技経験を問いません。
      ※1日のみの受講はできません。
    4 内 容
     講義題 「野外彫刻について ~モニュメント等の提案のための模型制作~」
     実  習 「デッサン,ブロンズ粘土による模型制作,石膏直づけによる模型制作等」
     講  師 鳴門教育大学 教科・領域教育専攻 芸術系コース(美術) 教授 野崎 窮
     
     第1日目:8月6日(木)
     最初に,野崎教授より,彫刻(抽象彫刻)について講義がありました。その後,これからの制作についての流れと,それぞれが取り組む課題についての考え方などについて,作品例を示しながら説明がありました。
     制作活動は,大学キャンパス内に設置するモニュメントなどを構想し,そのためのスケッチと持参したデジタルカメラや携帯電話等を使って写真撮影をしました。それを基にして,デッサンしたり土粘土を使ったりして,自分のイメージを形にしていきました。午後からは,自分の作品を石膏でつくるための制作方法について説明を聞き,それぞれが心材づくりをし,石膏の直付けをしていきました。
       
       
       

     第2日目:8月7日(金)
     午前中は,昨日に続いて石膏の直付けを行いました。石膏を石膏ベラでつけたり,余分な石膏を小型などで削ったりしながら,形を整えました。そして,仕上げは,ヤスリや耐水ペーパーを使って研磨していきました。
     作品が完成したら,デジタルカメラで作品を撮影し,画像データを作成しました。最後は,自分の作品を設置する予定の場所の画像データと石膏でつくった作品の画像データとを,マイクロソフトのワード2013を使って画像を合成して仕上げました。
     最後に合成してつくった画像を使って,鑑賞会を行いました。
       
       
       
       
支援スタッフ
教職員研修課 森 裕二郎
(088-672-5100)