高等学校国語科

高等学校国語科 担当者からの情報

高等学校 国語科 学習指導案例について

 平成30年3月に告示された高等学校学習指導要領が、令和4年度から年次進行で実施されています。新しい学習指導要領では、各教科等の目標及び内容が、育成を目指す資質・能力の三つの柱に沿って再整理され、各教科等でどのような資質・能力を目指すのかが明確化されています。

 国立教育政策研究所からは、令和3年8月に「『指導と評価の一体化』のための学習評価に関する参考資料」が発表されました。この資料では、学習評価の基本的な考え方や、評価規準の作成及び評価の実施等についての解説、単元や題材に基づく学習評価についての事例が紹介されています。

 この資料を参考に作成しました学習指導案の書き方例と様式例を掲載いたします。先生方が、指導計画・単元構想を行う際に御活用いただけたら幸いです。

 なお、これらはあくまで例示であり、より重点化したり、より端的に記述したりすることも考えられますので、各校の教育目標やカリキュラムを踏まえた学習指導案を作成してください。

 次から指導案(書き方/様式)例をダウンロードいただけます。

 01_高校国語科 学習指導案 書き方例.pdf

 02_高校国語科 学習指導案 様式例(一太郎).jtd

 03_高校国語科 学習指導案 様式例(Word).doc

 

「『指導と評価の一体化』のための学習評価に関する参考資料」

https://www.nier.go.jp/kaihatsu/pdf/hyouka/r030820_hig_kokugo.pdf 

  「『指導と評価の一体化』のための学習評価に関する参考資料」

「『指導と評価の一体化』のための学習評価に関する参考資料」(高等学校版)が公表されています

国立教育政策研究所から、「『指導と評価の一体化』のための学習評価に関する参考資料」(高等学校版)が公表されています。

PDFデータにつきましては、下記HPよりダウンロードいただけます。

https://www.nier.go.jp/kaihatsu/shidousiryou.html

高等学校国語科の授業に役立つ情報です。

  • 『評価規準の作成,評価方法の工夫改善のための参考資料(高等学校)―各教科における評価規準の作成,評価方法の工夫改善(第1章国語)―』があります。 国立教育政策研究所ホームページ(http://www.nier.go.jp/)からもダウンロードできますので,指導案作成などに御活用ください。
  • 新学習指導要領の解説が,文科省ホームページ(http://www.mext.go.jp/)からダウンロードできますので,ぜひ御覧ください。
  • 指導案の作成例・年間計画作成例があります。御活用ください。

〔情報〕

  • 学習指導要領改訂に伴い,小・中学校の古典教材の取り扱いが増えました。県内で使われる主な教科書から,扱われている題材(古文,漢文,文語文)を抜粋し一覧表にしたものを掲載しました。
  • 平成23年3月より,センターホームページ上に、「教育課程編成の手引」を掲載しています。ホームページトップ左下の「教育資料のダウンロード」から入れます。教育課程編成だけでなく,道徳教育や言語活動の充実などについても,Q&Aの中で触れておりますので,御覧ください。
  • センターHP上に、「学習意欲を高めるための授業改善例」を掲載しています。ホームページ右上の教育資料から入れます。単元の導入時や授業の活性化のためのひとつの視点として御覧ください。 

〔募集〕

  • 現代文・古文・漢文・国語表現において新学習指導要領のポイントとなる「言語活動の充実」に取り組んだ実践事例を募集しています。
高等学校国語科

高等学校国語科 支援

初任者研修について

 初任者研修スキルアップ研修Ⅰが,5月16日(火),5月31日(水),6月13日(火)に実施されました。1日目は学習指導案の作成等,2日目は模擬授業,3日目は評価と学習指導要領の改訂等について,講義や実践,協議を行いました。模擬授業では,主体的・対話的な学びにつながるよう,言語活動を工夫して設定し,普段の授業での生徒の動き(態度・発言・思考)を想定しながら,1時間の授業を組み立てていました。今後も,チャレンジする気持ちを忘れず,目の前の生徒としっかり向き合いながら実践を重ね,2学期に行われるスキルアップ研修Ⅱでの、さらなるスキルアップにつなげてほしいと思います。

初任者研修スキルアップ研修Ⅰについて

 初任者研修スキルアップ研修Ⅰを,5月17日(火),6月1日(水),6月14日(火)に実施しました。1日目は学習指導案,2日目は模擬授業,3日目は評価について,講義や実践,協議を行いました。模擬授業は,授業形態やワークシートを工夫し,言語活動を取り入れるなど,アクティブ・ラーニングの視点を意識した授業展開となっていました。日常の中で生徒と向き合い,試行錯誤しながら取り組まれている様子がうかがえました。この研修において,先生方から出てきた課題の「授業目標の明確化」「思考を促す場づくり」等を常に意識しながら,2学期に行われるスキルアップ研修Ⅱにつなげてもらいたいと思います。

新着情報

  •  初任者研修スキルアップ研修Ⅰを,5月19日(火),6月3日(水),6月16日(火)に実施しました。1日目は学習指導案,2日目は模擬授業,3日目は評価について,講義や実践,協議を行いました。模擬授業では,普段の授業の中で生徒と一生懸命に向き合っている様子がうかがえました。この研修において共通理解を図った課題「ポイントを絞る」「発問を練る」「言語活動を充実させる」等を常に意識しながら,先生方の強みを生かした授業を実践し,2学期に行われるスキルアップ研修Ⅱにつなげてほしいと思います。


  •  10年経験者研修 模擬授業研修を,8月10日(月)に実施しました。3名の先生方がICTとワークシートを効果的に活用した授業を展開しました。生徒への声かけも優しく穏やかな口調で,また発問も的確になされていました。これからも,それぞれの個性を生かした魅力ある授業を実践されることを期待しています。


  •  8月17日,「めざせ!国語科授業の達人講座」を実施しました。午前中は,担当による「『読むこと』を通した学習活動」という内容でした。受講者の持ち寄った学習指導案をもとに「読むこと」の学習活動について協議し,指導案作成上の留意点も確認しました。午後は,鳴門教育大学 准教授 幾田伸司先生による「『読むこと』と『話すこと・聞くこと』を関連付けた授業づくり」の講義と演習を行いました。中学校と高等学校の先生方混合でのグループ演習が中心で,授業構想や場の設定など,体験的に学ぶことができました。


  •  初任者研修授業スキルアップ研修Ⅱが,10月1日(木)に板野高校において実施されました。現代文の評論教材を扱った授業で,自分の考えを相手に伝えるという力を身につけるためにペアワークを取り入れるなど,生徒の様子を把握し,国語力の向上を図ろうとする工夫が見られました。これからも,生徒とともに学ぶ姿勢を忘れずに頑張ってください。活躍を期待しています。


  •  授業改善のための土曜セミナー「授業実践セミナー(古文)」を,10月10日(土)に実施しました。参加者の古文の授業の実践例や大学入試対策等を紹介し合い,言語活動を充実させることと大学入試に対応する力をどう結びつけていくか等について協議しました。大学入試改革が進む今,授業をどう変えていくかについては,すべての高校の先生方が課題に思われていることだと思いますが,参加してくださった先生方が実践されている授業はアクティブ・ラーニングそのものであり,貴重な協議となりました。


  •  授業力向上研修班別研修が,11月27日(金)に城北高校において実施されました。この研修は2年目を迎えた教員を対象に行っています。現代文の要約を扱った授業で,1学期の研究授業の課題を踏まえて,生徒が互いに検討し合う場を設定するなど,言語活動の充実のために工夫が凝らされていました。生徒とのやりとりにも余裕が見られ,信頼関係がうかがえました。これからの活躍を期待しています。

高等学校国語科に関する質問や教材に関する御相談などに応じます。

確かな学力を身につけるための授業づくりを支援します。

支援内容(例)
 国語の授業に関すること(評価・指導案・他県の取り組み等)
  国語科年間指導計画様式例

支援スタッフ
学校経営支援課 兼松 自子 (088-672-6420)