令和4年度以前の記事

高等学校外国語科 研修等

(平成25年度の活動)

  •  平成25年11月27日(水)に,教職五年次研修の教科等指導研修を,1名を対象に実施しました。
     最初は,参加者のこれまでの教員生活を振り返りながら,学校生活の様子,日頃感じている問題やその解決方法などに加え,自分自身の英語力の維持向上方法など,様々なことをディスカッションしました。
     その後,学習指導要領・評価基準の作成,評価方法等の工夫改善のための参考資料・can-do リストなど,初任研後に導入された施策や取組について講義があり,目標や評価にこれまで以上に焦点を当てた新たな指導案の書き方について確認をしました。
     5年という短い間ですが,様々な施策が導入され,英語教育はめまぐるしく変わっていっています。研修を通して,現在の取組の目的や方向性を確認し,自分の日々の授業を振り返ってまとめることは,大変意義のあることだと思います。指導主事と一対一という大変中身のある研修の成果を,学校で生かしていってほしいと思います。
    教科等指導研修

  •  11月9日(土),当センターのカリセン研修室にて,高校英語の土曜セミナーを開催したところ,9名の先生方が参加されました。大学入試対策とコミュニケーション力養成の両立をテーマに,学習指導要領や各施策の確認に始まり,10年前と現在の大学入試問題の比較の後,生徒に身につけさせたい力とその指導法についてのディスカッションを行いました。


  • 平成25年度外国語指導助手の指導力等向上研修が行われました。
    指導力向上研修1指導力向上研修2
    →詳しくは外国語指導助手の指導力等向上研修を御覧ください。

  •  8月19日・21日・22日の日程で,当センターにて小中高英語教育実践講座を開催し,10校12名の先生方が参加されました。
     初日の午前中のみ中学校と合同で,後は高等学校教員だけの少人数で行われました。
      8月19日 日本人若手英語教員米国派遣事業参加者報告
            講義「英語教育における中高のつながり」
                 文部科学省初等中等教育局教育課程課・国際教育課
                        教科調査官 平木 裕 先生
            講義・演習「生徒の英語力を高める授業の進め方Ⅰ」
                 鳴門教育大学教授    伊東 治巳 先生
      8月21日 講義・演習 「生徒の英語力を高める授業の進め方Ⅱ・Ⅲ」
                 鳴門教育大学教授    伊東 治巳 先生
      8月22日 講義・演習 「今求められている授業づくりⅠ・Ⅱ」
                 神奈川大学准教授    久保野 雅史 先生
     それぞれが所属高で行った研究授業のビデオを見ながらのディスカッションや,グループでのマイクロティーチング,音読活動を表現力につなげるための活動など,ペアワークやグループワークでの実践演習に重点を置き,主体的に受講者が活動するたいへん中身の濃い3日間となりました。
     研修はこれで終わりではなく,所属高に帰って他の教員に伝達し,授業や生徒の学習への変化をまとめて提出する事前課題が残っています。研修で学んだことを所属高でしっかり生かしてくれることを希望しています。


  •  7月29日・8月2日実施のUNIT 1に5名,8月6日・8月16日実施のUNIT 2に4名の先生方がそれぞれ参加して,10年経験者研修が行われました。
     一日目は,授業を行うに当たっての心構えや研究授業実施・学習指導案作成上の注意についての講義の後,模擬授業を行う単元を決めて,指導案や教材作りに取り掛かりました。
     二日目は、一日目のプランを用いてそれぞれ15分程度の模擬授業を行いました。授業の中でよかったところや改善を要するところを受講者同士話し合い,その後主事からの指導助言がありました。
     10年の経験に基づいた自分の授業を客観的に見つめたり,他の受講者の意見に気づかされたりと,貴重な授業研修の機会となりました。


  •  平成25年6月28日(金),総合教育センターにて,池田高校の探究科1年生の課題研究「世界に売り込めスポーツ飲料」を行いました。
     まず,理科の研修として,班別にオリジナルのスポーツ飲料作りに挑戦しました。その後英語の研修として,同じく班別に自分たちが作ったスポーツ飲料の英語でのコマーシャル作成に取りかかりました。モデルとなるコマーシャルの聞き取りや,効果的なコマーシャルに必要な要素について学習した後,英語でのポスター・説明文・寸劇仕立てのコマーシャル作りを行いました。最後は成果を全体発表し,オリジナル飲料の試飲と合わせて出来栄えを評価しあいました。
     理科と英語学習のコラボレーションという,生徒にとっては初めての課題でしたが,生徒は楽しみながら学習に取り組んでいました。


  •  5月21日,6月5日,6月18日の3日間に渡り,初任者を対象とした授業スキルアップ研修Ⅰが行われました。
     初日は,指導主事による全般的な講義の後,学習指導要領・「国際共通語としての英語力向上のための5つの提言と具体的施策」等について改めて学習し,研究授業の実施に向けての指導案の作成にとりかかりました。
     2日目は,初日に作成した指導案をもとに模擬授業を行い,よかったところ・改善すべきところとその方法について話し合いました。その後,意見を取り入れて修正を加えたマイクロティーチングを実施しました。
     3日目は,観点別評価の在り方について改めて学習した後,実際に作成した定期考査をもとに検討会を行いました。また,県内各校の取組をもとに,生徒の力を正しく評価するための留意事項や工夫についても意見を交換しました。
     このたびの高等学校外国語の研修は,指導主事と初任者計3人で3日の間ずっと英語教育と向き合うという,充実した内容でした。参加者が,この研修の成果を勤務校での日々の実践に生かし,楽しく実りある英語の授業を展開することを期待しています。


  •  平成25年度授業力向上研修が,5月14日(火)に徳島県立総合教育センターで行われました。教職2年目の先生方4名を対象に,全体会の後の分科会では,自己紹介,昨年度の活動の振り返り,今年度の課題などをすべて英語でディスカッションしました。その後,全国での先行事例の指導案やワークシートをもとに,自分の学校や生徒の特性に合わせて授業を組み立てるアイデアについて話し合いました。最後には,各校での研究授業に向けて各自指導案作成と教材研究を行い,新しいスキルへの挑戦に向けて一年のスタートを切りました。