令和7年度 教師が変わる!心が動く!外国語授業アップグレード研修【小学校】第2回研修会について
2025年11月1日 14時43分令和7年10月28日(火)、文部科学省 初等中等教育局 教育課程課 教科調査官 早川優子先生を講師にお迎えし、標記の研修を実施しました。受講者は、6月の第1回研修会において早川先生の御講義で学び、お示しいただいた授業改善の3つの視点をもち、各校で実践しました。今回の研修ではまず、その実践の成果と課題や児童の変容等についてグループで協議しました。その後、それぞれの取組についてpadletに入力して、互いにコメントをし、全体で共有する時間をもちました。
早川先生には、受講者の実践内容に寄り添いながら、外国語の授業においてどのようにして言語活動を通して児童に資質・能力を育てるか、また、実践する上で大切なポイントについても御指導いただきました。また、外国語科における現状と課題、小中連携の大切さについてもお話をいただきました。
★★受講者の感想(一部を紹介します)★★
- 単元のまとまりを見通した授業作りを行っていく。児童が進んでやってみたいと思えるような活躍の場を工夫していく。
- 早川先生に教わったことを生かして、今後の授業の単元構成をしっかりと考えて、目標を定めてぶれない授業をしていきたい。前回と今回の研修を受けて「外国語って楽しいな」と思うようになった。とても楽しかった。これからもっと外国語の授業研究をしていきたい。
- 外国語の授業を担当するとき、また他の授業でも子どもも教師もワクワクするような内容を意識してできるよう心掛ける。
- 評価について、単元のゴールを決めて評価を設定することや、単元の最後の児童の活動を考えてそれに向かってスモールステップで、毎時間変化をつけて言語活動を行うことが大切だとわかった。
- 早川先生が挙げてくださった内容の中でも、特に個に応じた指導の充実を図っていきたい。思考ツールやクラウド上の学習ツールを用いながら、情報整理・共有のスピードを上げ、子どもたちが安心して学習に取り組むことができる環境を整備していきたい。