令和6年度 教師が変わる!心が動く!外国語授業アップグレード研修【高等学校、中等教育学校(後期課程)、特別支援学校】第2回研修会について
2024年11月1日 09時00分令和6年10月29日(火)、群馬大学 講師 津久井貴之 先生をお迎えし、第2回研修会を実施しました。受講者は第1回研修会で学んだことを基に、各学校で実践したことについての成果と課題、また生徒にどのような変容が見られたのかについて、グループで協議しました。その後の発表では、実施した言語活動の内容やパフォーマンステストの作成と実施上の課題、Padlet などのアプリの効果的な活用方法などについて共有することができ、受講者間で学びを深めることができました。
津久井先生からは、まず、全体で共有した受講者の疑問や悩みに対する丁寧な御助言をいただきました。その後、英語教師の役割について改めて考えることを目標に、「生徒と教科書をつなげる」、「指導と評価をつなげる」、「ゴールと学習者をつなげる」といった3つの柱に沿って、授業改善につながる御指導をいただきました。今回参加した受講者それぞれが、英語教師としての役割を再認識し、日々の授業をアップデートするヒントをいただけた、とても意義のある研修会になりました。
受講者の感想(一部を紹介します)
・伝える相手は誰なのか、何のために伝えるのかを明確にして、今後の言語活動やテストなどを実施したい。
・思考・判断・表現の評価について、具体的な案を御教授いただき、今まであやふやだったことがクリアになってきた。本研修を通して学んだ視点をさっそく明日からの授業や評価に取り入れていきたい。
・目的・場面・状況の authenticity と生徒の engagement のバランスが大切とおっしゃっていたのが印象的だった。目の前の生徒の学習到達度に応じて、授業改善に取り組みたい。
・まず教師がこの単元で何をしたいのか、どのような力を生徒につけたいのかをしっかり考えて、言語活動や評価を行うことが大切だと再認識した。
研修の様子