令和7年度 教師が変わる!心が動く!外国語授業アップグレード研修【中学校・中等教育学校(前期課程)】第1回研修会について
2025年7月7日 17時14分令和7年6月30日(月)に、標記の研修をオンラインで実施しました。講師に、至学館大学の山田 誠志 教授を迎えて、「外国語科における言語活動の充実について」をテーマに御講義いただきました。教科書を活用した指導のヒントをたくさん示していただきながら、単元を通した指導や言語活動を通した指導の具体について御教授いただきました。受講した先生方には、講義を通して学んだことを基に、それぞれの学校で授業実践していただくことになっています。11月5日(水)に総合教育センターで対面で実施する第2回研修会で、実践を共有できることを楽しみにしています。
🌻参加してくださった先生方の感想を一部紹介します🌻
・研修で一番印象に残っているのは、「構成や例文、フレームを与えず、内容を英語でしっかり思考、表現させる」という言葉です。教師主体ではなく、生徒がしっかり自分の意見や考えを表現できるように、教科書をしっかり活用していきたいと思います。
・年間指導計画や単元計画を基に、スモールステップで授業づくりをしなければいけないと感じました。公式試合(単元終末活動)をするためには、それまでに練習試合(言語活動)を何度か行い、同じ形式で臨めるようにしておく必要があると思いました。教科書を活用して、目的・場面・状況を設定し、子供たちが自ら考える時間を授業の中に設けたいと思います。
・これまでの研修を通して、生徒にヒントを与えすぎない授業が大切だということは学んできましたが、今回の研修を通して、授業の展開の仕方をより深く理解することができました。生徒に考えさせても難しそうな場合は、教科書を一緒に見返したり、あらかじめSmall Talkにヒントを仕込んでおいたりするなど、様々な方法があることを知りました。生徒の成功体験につながるように、これからもできる限り生徒主体の授業を目指していきます。