高等学校外国語科

英語教育セミナー in 徳島2023

 12月9日(土)に、「英語教育セミナー in 徳島2023」を開催しました。徳島県立総合教育センターでの対面とWeb会議システム(Zoom)によるオンラインのハイブリッド形式で実施し、徳島県内の小・中・高・特別支援学校の外国語教育に関わる先生方に御参加いただきました。

 昨年度に引き続き、文部科学省初等中等教育局 富髙 雅代 教科調査官を講師にお招きして、「外国語科における言語活動を通した指導の充実について」と題して御講義いただく中で、事前に寄せられた受講者からの質問や日々の指導における悩みに対して、具体例を示しながらお答えいただきました。

 2時間半にわたる講義の中で、受講者同士が情報や意見を交換する場面もたくさんあり、児童・生徒の10年間の学びを想像しながら、各校における言語活動の充実について考えるとともに、コミュニケーションを行う目的・場面・状況の設定や、小・中・高の接続を意識した指導の重要性について、改めて確認する貴重な機会となりました。

 参加された先生方には、ぜひ本セミナーでの学びを各校で共有し、実践につなげていただけたらと思います。

 

ひらめき受講者の感想

  • 異校種の先生方のお話を伺い、方法は違えども、目指すところは同じだと痛感しました。今後も学び続けていきたいと思います。(小学校教員)
  • 中学校や高校の英語教育の目標や実態について詳しく学ぶことができました。今後自身が外国語の授業を行う際には、中学校への円滑な接続ができるよう意識したいと感じました。(小学校教員)
  • 高校や小学校がどのように授業を進めているか、何を大切にしているかお伺いできて有意義でした。各校種の教科書を手に取って見ることができ、卒業後どのようなテキストを使うのかがよく分かりました。今後も研鑽を積んで、卒業後の生徒たちを思い浮かべながら、学びを実際の授業に生かしていきたいです。(中学校教員)
  • 自分のこれまでの授業を振り返る機会となりました。生徒の実態を把握して指導計画を立て、目的・場面・状況を設定した言語活動を行うことが大切であると改めて実感しました。(中学校教員)
  • 自分が教員である意味をもう一度問い直すことができました。参加して本当に良かったです。(高等学校教員)
  • 小中高の接続を考えた指導の充実を図るべきだと感じました。生徒が「学びたい、伝えたい」と思える授業デザインを、英語科全体で考えて実施していきたいと思います。(高等学校教員)

 

情報処理・パソコンセミナーの様子