令和7年11月30(日)午前10時から正午まで、総合教育センターのホールにて、後期第2回「新未来とくしま講座」が開催されました。作曲家 尾方凜斗さんを講師にお迎えして『やっぱり踊りはやめられぬ・・・? ~阿波踊りから生まれた音楽と郷土への想い~ 』を演題にご講演いただきました。当日は、ホールとZOOM同期配信をあわせて44人が受講し、尾方さんの話に耳を傾けました。

大阪交響楽団から委嘱され、尾方さんが作曲された
オーケストラのための「やっぱり踊りはやめられぬ」I Can’t Stop Dancing After All for orchestra
は、2024年9月に大阪交響楽団の第274回定期演奏会で初演となりました。
「踊り」そのものがもつエネルギーや阿波踊りへと向かう街全体の高揚感や熱気を表現されたそうです。本日のご講演中にフルバージョンで聴かせていただきました。幼き頃より阿波踊りに親しんできた私たちには、心に染み入るやさしい耳なじみの良い調べで、懐かしくもありますがオーケストラという壮大な曲でもあり心震えました。
「徳島」で生まれた音の原点は、磨かれ広がり、「教育」で還り、巡っていく。阿波踊りが未来の音を導く。尾方さんのお話から郷土を想う深い愛情が伝わってきました。そして尾方さんがこれから紡ぎ出していく阿波踊りから生まれた未来の音に私たちは大いに期待したいと思います。
受講者アンケートからは、「若い作曲家の話にとても引き込まれました。創作の過程や楽曲に込められた意図など、普段触れることのできない内容に触れる事ができ、充実した時間となりました。」「徳島の原点の音を改めて認識することができました。小さい頃は『ぞめき』が雑踏にしか感じられなかったが、今や伝統文化と認めざるを得ない。」など大変好意的な声が聞かれ、盛況の中、第2回目の講座を締めくくることができました。

☆「新未来とくしま講座」は徳島県立総合大学校が主催し、1年間を前期・後期に分けて実施する講座です。徳島の文化・自然・くらしに関する地域に密着した学習を行い、多くの方に長年ご支持いただいている講座です。引き続き、受講者の方々からの声をお伺いしながら、「ふるさととくしま」の素晴らしさや新しい魅力の発見の機会となる講座へと育てていきたいと思っております。
🎼 来年1月まであと3回の開催です。興味のある講座を是非聴きに来てください。
みんなで楽しむ映画会
1月11日(日) 午後2時~ 徳島県立総合教育センター ホール
「みんなで楽しむ映画会」 を開催します。
○『映画すみっコぐらし(とびだす絵本とひみつのコ)』 65分
ある日すみっコたちは、お気に入りのおみせ「喫茶すみっコ」の地下室で、古くなった一冊のとびだす絵本を見つけます。絵本を眺めていると、突然しかけが動き出し、絵本に吸い込まれてしまうすみっコたち。絵本の世界をめぐる旅の、はじまりはじまり。 ❤❤❤ 広く暖かいホールで、すみっコたちの映画を楽しみましょう
🎥 映画会の年間計画(予定です)→ https://syougai.tokushima-ec.ed.jp/docs/749681.html
11月29日(土) 8家族22名の方が参加し、阿南市那賀川町の出島野鳥園にてバードウォッチングの体験活動を実施しました。御指導してくださったのは、日本野鳥の会徳島県支部の東條秀徳支部長と宮本勇さんです。
気持ちのよい秋晴れのなか、様々な種類の鳥たちの様子を観察することができました。講師の先生方からは、双眼鏡の使い方や観察の要点についての助言や鳥の生態や特徴についての解説や興味深いエピソードの紹介をいただくなど、きめ細やかな御指導と御配慮をいただきました。講座の参加者はバードウォッチングをはじめて経験する方ばかりでしたが、心ゆくまで自然に親しみ、野鳥について理解を深めることができました。


出島野鳥園は、野鳥に最適な環境を保つため、自然に近い姿のままになっています。池には、マガモをはじめとするカモ類がにぎわい、池際のかん木林ではタカ類を見ることもできます。約2時間、多くの種類の野鳥を見ることができました。
講座アンケートには、「家の周りにいる鳥の種類を調べてみたい。」「もっと鳥の名前を覚えたい。」「自然に囲まれ、色々な鳥を見ることができ、心が和みました。」といった感想が寄せられました。



🐥 家族ぐるみで楽しみ、野鳥についてより一層興味を持つことができました。🐥
新しい図書が25冊、マナビィセンターに入りました。
子供たちに人気の「サバイバル」シリーズや、映画にもなりました「国宝」等も入っております。
マナビィセンター入り口付近の新着図書コーナーに置いておりますので、是非ご利用ください。

【図書】お一人様20冊まで、3週間貸出可能です。
【ビデオ・DVD】お一人様7本まで、1週間貸出可能です。
皆様のご利用をお待ちしています。
まなびーあ徳島の検察ページはこちらです。

⛄冬のぬくもりとともに、心に響く物語をあなたに⛄
2025年もとうとう師走。街にはイルミネーションが灯り、少しずつ年の瀬を意識する頃となりました。寒さが深まるこの季節、暖まった部屋の中で、お気に入りの飲み物を片手に、心を豊かにしてくれる本やDVDにゆったりと触れてみませんか。
図書では、一穂 ミチ著「ツミデミック」、新美 南吉作「手ぶくろを買いに」の絵本、そして「国語授業のユニバーサルデザイン」など物語や授業作りのヒント本をおすすめしています。
DVDでは、クリスマス・イブに奇跡が起こる「素晴らしき哉、人生!」や優しさに包まれる感動のアニメ「フランダースの犬」、私たちの体の中で起きている細胞たちの物語「はたらく細胞」など冬の夜長にぴったりな作品を取りそろえました。

マナビィセンターでお待ちしております。

📖マナビィセンターでは図書、ビデオ、DVDの貸出をしています。
【図書】お一人様20冊まで、3週間貸出可能です。
【ビデオ・DVD】お一人様7本まで、1週間貸出可能です。
皆様のご利用をお待ちしています。 まなびーあ徳島の検察ページはこちらです。

令和7年11月22日(土)午前10時から正午まで、総合教育センターのホールにて、後期第1回「新未来とくしま講座」が開催されました。NPO法人 ALIVELAB理事長 岡正伸さんを講師にお迎えして『人生後半戦さぁいこう ~雑談からひろがる出会いとつながり~』を演題にご講演いただきました。当日は、ホールとZOOM同期配信をあわせて61人が受講し、岡さんの話に耳を傾けました。

人生100年時代、「どう死ぬか」ではなく、「どう生ききるか」を大切にする社会へ進んでいます。岡さんの行っている活動の4本柱は、①終活・死後事務支援②空き家対策③地域の居場所づくり④大人の部活 です。岡さんはこれまでの自分の人生を「雑談がつないできた人生」と評し、雑談は、未来をつくる装置だと位置づけます。雑談は過去をつなぐだけでなく、未来をひらく力があるとして「雑談がもたらす未来の力」についてわかりやすく解説してくださいました。人とのつながりをもつことの大切さを再発見する大変貴重な機会となりました。
受講者アンケートからは、「こうした活動をしてくれている人がいる事を知り心強く思いました。家族は居ても完全ではなく、色々と不安は目に見えても見えなくてもあり、参考になりました。」「雑談がもたらす未来の力、本当に良い言葉ですね!!実践していきたいと思います。」「仕事をリタイアし、その他の事で人との接点がない現状を変えたいと思います。」との声が聞かれ、盛況の中、第1回目の講座を締めくくることができました。
☆「新未来とくしま講座」は徳島県立総合大学校が主催し、1年間を前期・後期に分けて実施する講座です。徳島の文化・自然・くらしに関する地域に密着した学習を行い、多くの方に長年ご支持いただいている講座です。引き続き、受講者の方々からの声をお伺いしながら、「ふるさととくしま」の素晴らしさや新しい魅力の発見の機会となる講座へと育てていきたいと思っております。
💓 いよいよ後期が始まりました。来年1月まで全5回の開催です。
興味のある講座を見つけて、是非聴きに来てください。
11月22日(土)「阿波の宝蔵院流槍術講座」がありました。
講師に、奈良県宝蔵院流槍術保存会の理事等をされている、鈴木 誠先生をお招きし、徳島と宝蔵院流槍術とのつながり等についてお話いただきました。講座では、奈良県の興福寺のお坊さんである「胤栄」が開いたとされる宝蔵院流槍術が、徳島においても伝承されていたことや、指南役の人がいたこと等を歴史的資料をもとにわかりやすく教えてくださいました。また、槍の実際の長さはどれくらいだったか物を置いて比べてみたり、江戸時代に徳島で槍術を教えていた場所がどこにあったか、当時の地図を見て確認したりしながら、楽しく教えてくださいました。


昔から伝わってきた伝統や文化など、長い歴史を後のこれからの世代にも繋いでいくことの大切さも学ぶことができました。
11月15日、第4回ファミリー体験学習推進プロジェクト「和紙を使って『灯籠』をつくろう!」が開催され、5家族14名の方が参加しました。まず、講師から灯籠の作り方を聞いた後、さまざまな和紙を使って個性あふれる灯籠のデザインを考えて制作しました。コツが分かれば簡単に作ることができます。「楽しい雰囲気の中で作品づくりができた。」「子どもと一緒にできて、保護者も楽しく参加できた。」という感想がありました。ものづくりでオリジナルのものを作ることで、ものづくりの楽しさを感じられるように企画しました。




令和7年12月7日(日)に「新未来とくしま講座」後期第3回講座を開催します。 オンライン参加の方の申し込み締切は、11月27日(木)17時、 会場参加の方の申し込み締切は、12月4日(木)17時です。ぜひ、ご参加ください。
(テーマ)地域支援型農業CSAとは?
~生産者と消費者が支え合える社会をつくるための徳島での挑戦~
(講 師)一般社団法人とくしまCSA風土
代表理事 管理栄養士 金村 真友子 様
近年のお米騒動などから、農業の厳しい現状を私たち消費者は十分に知らなかったことを痛感させられました。食べる側の消費者も、食と農の未来について真剣に考え、行動していくことが求められています。講義では、生産者と消費者が互いに支え合う仕組みである「地域支援型農業(CSA)」の考え方や基本的な仕組み、そして徳島県での様々な取り組み事例をご紹介します。子どもたちに豊かな食文化をつないでいくために消費者として私たちに何ができるのか。一緒に考えていきましょう。
【受講料】無料
【資料代】100円
【受付開始】午前9時20分から(講座開始:10時から)
【場所】徳島県立総合教育センター
お問合せ:徳島県立総合大学校「まなびーあ徳島」事務局(電話:088-672-7770)


パンフレットのPDFはこちら
R7後期_新未来とくしま講座パンフレット.pdf
申し込み用サイトはこちら
「まなびーあ徳島」令和7年度 新未来とくしま講座(後期)のご案