令和8年10月27日(火)、東京家政大学 教授 太田 洋先生を講師にお迎えし、標記の研修を実施しました。受講者は、6月の第1回研修会において「ICTを活用した言語活動の充実」のテーマのもと、太田先生の御講義で学び、その学びを生かして各校で実践しました。第2回研修会では、実践において得られた成果や課題についてグループで協議したり、実践で用いた教材や写真などを見せ合ったりして共有しました。
太田先生には、受講者の取組を取り上げながら、ICTの活用を言語活動の充実につなげるためのポイントを御教示いただきました。また、研修の最後には、本研修で学んだことの中から実践に生かしたいことを考える時間を取っていただき、研修での学びを実践につなげる時間となりました。
☆☆☆受講者の感想(一部を紹介します)☆☆☆
- パフォーマンス課題に取り組んでいる様子を撮影した動画を児童が見て振り返りをする際に、児童に振り返り方を教えるということが印象に残りました。児童が「言語面」「内容面」で振り返ることができるよう、メタ認知する力を鍛えていきたいと思いました。
- ICTを効果的に使うには、発信、共有、蓄積、反復(練習) のよさを念頭に置き、授業の中で効果的に取り入れられるようにしていきたい。また、蓄積した過去の学習記録や共有した友達の振り返りから、自分の変化や友達の工夫を次の活動に生かせるように、取り入れていきたい。児童が気づけない場合は、振り返りのポイントを提示するなど、「教師の出番」となるよう児童を観察していきたい。
- 「外国語は、日本人として伝えたい気持ちを英語で伝えることができるように学んでいる」という最後の太田先生のお言葉が心に残っています。その思いをもって、これからも外国語の学習に取り組んでいきたいと思います。
- 外国語の授業でのICTの活用場面について、講師先生のお話や先生方の取組を聞いて参考になった。タブレットの録画機能を使って、評価のための記録として活用したり、記録を残して子どもたちが自分の成長を実感したりできるようにしたい。




本研修での学びを各校でも広げていただき、外国語活動・外国語科の授業の充実につなげていただければと思います。
令和8年6月24日(水)、外国語授業レベルアップ研修(小学校)第1回研修会をオンラインにて開催いたしました。講師には東京家政大学教授の太田洋先生をお迎えし、「ICTなどを利用した言語活動の充実」と題して御講義いただきました。講義ではまず、言語指導の基盤となる「言語経験の順番」が示され、インプットの重要性について御教示いただきました。また、具体的な授業場面を取り上げながら、外国語授業において言語活動を充実させるための要点を分かりやすく御紹介いただきました。さらに、言語活動におけるICT活用のポイントを御提示いただき、受講者それぞれが、「どこで、どのようにICTを活用すれば活動がより充実するか」について考えました。その後、ブレイクアウトルームに分かれ、学んだことを実践に生かす「次の一歩」について活発な意見交換が行われました。
受講した先生方には、今回の学びを生かして各校での授業実践に取り組んでいただく予定です。なお、第2回研修会は10月27日(火)に総合教育センターにて参集形式で開催いたします。それぞれの先生方が実践を通して得た成果や課題をもち寄り、共有する予定です。当日は、引き続き太田先生から直接、指導・助言をいただきます。

☆☆☆参加者してくださった先生方の感想を一部紹介します☆☆☆
・目的、場面、状況を設定したインプットを意識した授業づくりを行い、児童が目的意識をもって自ら考え、話したくなる授業を目指したいです。また、インプット後すぐに発表させるのではなく、教師とのやり取りやペア活動、なりきり活動などを段階的に取り入れ、無理のない形でアウトプットへつなげていきたいです。特に、英語に苦手意識や不安をもつ児童には、小さな成功体験を積み重ねられるよう配慮したいです。ICTについては、音声の確認や録音による自己評価、学習の蓄積による振り返りに活用できると感じました。教師・児童ともに無理のない形で取り入れていきたいです。
・自己調整する学びができていなかったので、取り入れていきたいです。学習支援ソフトに自分の話す様子を何度かアップロードすることで、以前の自分と比較して、学びの成長を感じることができると教わったので、やってみたいと思います。
・これまでは、学習者用デジタル教科書のよさとして、「聞きたいところを繰り返し聞けること」「ネイティブの発音を何度も聞けること」「画面を共有できること」などを考えていました。しかし研修を通して、ICTにはそれ以外にも、児童の学習の過程を蓄積したり、自分の学びを振り返ったり、また教師が学習状況を把握する役割もあることを学びました。さらに、一斉指導では難しい個別最適な学びや協働的な学びを支える道具としても有効であることが分かりました。