発達障がい教育講演会のアンケートへの回答
表出言語のない自閉症児の保護者の方から、よく質問があります。 「言葉が出るようにするには、どうすれば良いか?」とよく聞かれます。 どのようにアドバイスすれば良いですか?
本人の意思を伝えてもらい、こちら側からの意図を理解してもらうという意味で言葉はとても便利なツールですが、言葉=コミュニケーション ではないとわたしは考えています。
双方向のコミュニケーションを可能にするために、絵カード交換式のコミュニケーションが、今のところはとても有効なようです。
今の時点で、この手法が、みんなの手に届きやすいシステムとして担保されていないので、どうしても明言を避けてしまうのですが、、。
「どうすればよいか?」に対する明確な答えがみつからなくても、「言葉が出るようにするには、」と願う親御さんの気持ちに耳を傾けることができるといいな、と思いながら、わたしは現場に立っています。
片付けが苦手で、本や衣類などが特に多く、捨て方や片付け方の本などを読んでも、わかりません。 アドバイスがいただけたら。
わたしは幸い(?)引っ越しが多いので、ものはなるべく減らすようにしています。
引っ越し費用が高くなるので。
手元から離れても生活に困らないけれど、捨てられないものは、段ボール箱一つ、と決めて保管しています。
部屋を片付けると、使いたいものをすぐ手にすることができる、等の自分にとってよいことを考えるのも手かもしれません。
「かたづけたら、こんないいことがあった」という一歩がとても大切かもしれないですね。
わたしの場合は、それが、引っ越し費用が前回より〇円安く済んだ、が指標になっているのかもしれないです。
ありがたいことに、自分自身がASDだと言った際に、わかってくれる人がいるところで暮らしています。 しかし、上司はわかってもらえません。 仕方ないのですが、仕事上差し支えることもあり、しんどいです。 どうか共有をお願いします。
わたしもいまだに、人間関係につまづきながら社会生活を送っています。
うまくいかなくて職場をかえたことも数回あります。
これからもあるかもしれません。
経験から「どの組織でも、わかってくれないヒトは、一人以上はいる」ということを知りました。
わかってくれない人にわかってもらうのは、至難の業です。
そこをがんばるのではなく、わたしは「わかってくれそうな人をみつける」ようにしています。
もし、わかってくれそうな人が全然見当たらないのであれば、わたしはそこにいるべきではない ⇒他に行くべき場所がある と思っています。
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