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2019年8月の記事一覧

つながろう!小中ALTコラボレーション研修(中学校)について

 本研修は,新学習指導要領において小・中・高等学校で一貫した目標が示されたことを受け,小・中の教員が互いに連携して,小学校での学習の成果を中学校へ円滑に接続させ,目指す資質・能力を育成するための指導力・授業力向上をねらいとしています。
 現在,様々な方法で小中連携が実施されておりますが,目標を共有し授業を共に作ることが効果的な連携の一つと言われております。小学校での学びを中学校でいっそう生かすため,令和1・2年度の2年間で各小学校教員と,同校区の中学校英語科教員に受講いただき研修を行います。
 本年度,9月20日(金)の研修は,琉球大学 大城 賢先生が,10月4日(金)の研修は,文部科学省視学官 直山 木綿子先生が御指導くださいます。また,四国大学 マーク・フェネリー先生には研修全体のコーディネーターとして御指導いただきます。午後からの研修には,ALTも加わり,言語活動の場面を一部模擬授業形式で発表いただきます。そこで,グループ協議を円滑に進めていただけるように,次の様式にて協議内容についての御準備をお願いいたします。
 ご参加いただく先生方には,御多忙の折,誠に恐れ入りますが,御理解のほどよろしくお願いいたします。

下記より様式をダウンロードできます。該当する題材のものをご利用ください。

【中学校様式 自己紹介】.jtd
【中学校様式 思い出】.jtd
 *ダウンロードの際は,マウスカーソルをファイル名の上にして右クリックし,「対象をファイルに保存」を選んでください。

指導力のブラッシュアップ!中高英語発信力育成研修(第1回)

 7月22日(月)の第1回研修は,四国大学 マーク・ フェネリー先生を講師にお招きし,「ディベートなどの演習を取り入れた発信力の育成」について,講義・演習をしていただきました。
 午前中は,新学習指導要領を踏まえ,小学校の外国語活動・外国語をどのように実施するか。そして,小学校での学びを生かした授業を,中学校ではどのように行えばよいか,演習を交えてご講義くださいました。
 午後からは,生徒の思考力・判断力・表現力を働かせるために有効なディベートの手順を,受講者は実際に体験しながら学ぶことができました。

 「今行わなければならない言語活動や,それを行う上で大切なことを演習を通してよく理解することができた。」「授業をどのように変えなければいけないか,また,変えなければならない理由がよく分かった。」「ディベートは苦手だったが,やってみると,思考力・判断力・表現力を本当に働かせた活動ができ,楽しかった。」との受講者の声が聞かれました。

「生徒の発信力強化のための英語指導力向上事業」研修協力校公開研修

 6月28日(金)に三好市立池田中学校で,公開研修を開催しました。
 本年度,生徒の発信力強化のための指導と評価の改善に係る授業及び研修等を進めるにあたり,小・中・高の連携モデルとして研修協力校(池田小学校,池田中学校,池田高等学校)を指定し,英語指導力向上を目指した研修を実施しております。
 研修当日は,講師として文部科学省教科調査官 山田誠志先生にお越しいただき,「意欲と英語力を高める中学校外国語教育~新学習指導要領の実施を通して~」と題して,講義・演習をしていただきました。

 小,中,高の受講者からは,「小学校の外国語活動をどのようにしていくか考える上で,中学校の英語がどのように行われるか知ることができ,また,授業改善の視点でお話いただいたので大変勉強になった。(小学校教諭)」「自分のことを伝えることを大切にしていたつもりだが,ついつい言語材料を与えて形を作ってしまっていた。教えすぎないよう,早速学んだことを実践したい。(中学校教諭)」「Small Talkは帯活動として高校の授業でも継続的に取り入れるとよいと思った。(高等学校教諭)」等,深い学びの研修となりました。