令和7年度 教師が変わる!心が動く!外国語授業アップグレード研修【中学校・中等教育学校(前期課程)】第2回研修会について
2025年11月7日 16時57分令和7年11月5日(水)、至学館大学 山田 誠志 教授をお迎えし、標記の研修を実施しました。
研修の前半は、受講者が第1回研修会で学んだことを踏まえて行った授業実践について、成果や課題、生徒の変容等についてグループで協議しました。その後、それぞれの取組についてpadletに入力して、互いにコメントをし、全体で共有する時間をもちました。
後半は、山田先生から、受講者の実践に基づいた総括・指導助言をいただきました。ICTを活用した「他者参照」を行うことが生徒の気付きにつながること、また「他者参照」をする際のメリットやデメリットについても御教示いただきました。言語活動「を通して」指導することの具体について、教科書の活用例を示していただき、更なる授業改善に向けた貴重な機会となりました。
☆受講者の感想の一部を紹介します☆
- 単元終末の目標に向かって、生徒にどのような力をつけていくのか考えながら、単元の見通しをもってバックワードデザインをしていきたい。
- 言語活動を通した指導や指導上の悩み、工夫などについて、他校の先生方と情報交換ができて良かった。特にICTを使った授業のアイデアや、「書くこと」の指導で語彙や表現をどのように定着させるかについて共有できた。
- 教科書のワークシートをそのまま使うのではなく、自分がねらいとしている言語活動ができるようなワークシートにアレンジして活用していきたい。
- 「読むこと」の指導においては、単なる内容理解で終わらせず、文章を読んで感じたことや自分の思いを表現できるような場を設定し、子供たちの主体的な学びを育てていきたい。
- 生徒に学びを「委ねる」ことを大切にしたい。そのためには、生徒が安心して学習に取り組める環境を整える必要がある。間違ってもいい、とにかく伝えようとする姿勢の大切さを私自身が実践していきたい。